予防接種

ワクチンの予約・接種について

受付方法

  • ワクチンはすべて予約制です。(季節性インフルエンザを除く)
  • ご希望の方はお電話でご予約ください。
    (なおワクチンの出荷状況・在庫等により受付を中止している場合もあります)
  • コロナワクチン接種は全て終了しました。

接種時の注意事項

以下の場合には予防接種はできません。

  • 明らかな発熱時(37.5℃以上)
  • 過去に同様の予防接種でアレルギー反応のある場合
  • 風疹・麻疹の予防接種時点で妊娠していることが明らかな場合

接種後の注意事項

  • 30分程度様子を見ることが必要です。(アナフィラキシーという重篤なアレルギー反応を起こすことがあるため)接種を受けた医療機関にそのまま留まるか、医師とすぐに連絡が取れるようにしておきましょう。 
  • 予防接種当日は接種部位を清潔に保ち、入浴は可能ですが、過度な運動や飲酒は控えるようにしましょう。
  • 接種後数日はワクチンの反応により微熱や接種部位の腫れ・疼痛がみられることがあります。過度な反応がみられ心配な場合は速やかに医師の診察を受けましょう。

インフルエンザワクチン

インフルエンザウイルスは日本では毎年初冬~春先にかけて流行し、1シーズンに少なくとも数百万人以上の罹患者が発生し、学校や仕事などを休む人が一気に増加し、時として生命に危険が及ぶような重症者が発生することもあります。インフルエンザワクチンは感染を完全に阻止する効果はありませんが、発病を一定程度予防することや発病後の重症化や死亡を予防することに一定の効果があるとされています。インフルエンザのワクチンはその年の流行の中心となることが予測されるインフルエンザA型株2種類、B型株2種類ずつを培養・不活化したワクチンを10月~1月の期間に、13歳以上の人は0.5㎖を1回接種、生後6か月以上3歳未満の人には0.25㎖、3歳以上13歳未満の人には0.5㎖を2回接種(2~4週の間隔をおいて)します。なお、当クリニックでは13歳未満の方へのワクチン接種は行っておりません。

★2023年シーズンのインフルエンザワクチンの予防接種は終了しました。

予防接種問診票

肺炎球菌ワクチン

肺炎球菌による肺炎は成人肺炎の25~40%を占め、特に高齢者での重篤化が問題になります。小児・成人ともに肺炎以外にも髄膜炎や敗血症などの感染症を起こすことがあります。肺炎の重症度と死亡のリスクを軽減させることを目的に、現在65歳以上の方を対象に肺炎球菌ワクチンとして90種類以上の血清型の中で頻度の高い23種類の肺炎球菌型を培養、抽出した23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン(ニューモバックス®)を65歳、70歳、75歳、80歳、85歳・・の方を対象に1回の定期予防接種を行っています(接種費用の助成あり)。 その効果は5年間持続するとされており5年以上経過した場合には任意接種として再投与が可能です。なお再投与の際には、安全性が高く、副鼻腔炎、中耳炎、髄膜炎にも効果があり、23価肺炎球菌ワクチン接種後の免疫機能が高まる効果の期待できる13価肺炎球菌結合型ワクチン(プレベナー13®)を接種することも可能です。詳しくは医師にご相談ください。

接種費用(税込)

  • ニューモバックス®:7,700円
    (自治体の助成用紙をお持ちの方は1,500円)
    ※令和3年4月1日より1,500円になりました。

  • プレベナー13®:11,000円

子宮頸がんワクチン

子宮頸がんは若い女性特有のがんで、50~70%はヒトパピローマウイルス(HPV16型・18 型)の感染が主な原因とされています。 子宮頸がんは年間約10,000人が発症し、年間約2,800人が死亡すると推定されており、ワクチン接種により頸がん発症の60%を占めるHPV16型・18型の感染を予防することはできますが、それ以外の HPV型のがんになる可能性があるため、定期的に子宮頸がん検診を受けることをお勧めしています。

対象年齢

中学生以上の女性 (現在13歳~16歳は2価・4価のワクチンが自治体による助成を受けることができます。荒川区保健所へ連絡の上予診票を取り寄せていただき、ご持参ください。)

接種方法

接種スケジュール:初回接種、2か月後、6か月後
接種スケジュール:初回接種、2か月後、6か月後
当クリニックではHPV16型・18型を含む4価のワクチン(ガーダシル® )、2021年2月に発売された9価のワクチン(シルガード9® )を取り扱っています。 初回は婦人科医師によりワクチンについての説明を受けたうえで接種となります(婦人科の予約をお取りください) *2021年2月に発売された9価のワクチン、シルガード9® はアジア圏に感染が多くみられるHPV52型・59型を含み、子宮頸がんの原因となるHPVの約90%をカバーします。現在自治体からの助成はありません。世界80か国で承認されています。

*なお、シルガード9®は当面の間、ワクチン接種の安全性をモニタリングするため、接種される方と接種担当医師共に全員登録する必要があります。来院の際は登録するためのスマートフォンまたはタブレットなどをお持ちください。

接種費用(税込)

  • ガーダシル® 初回 19,800円 2・3回目 16,500円 (助成対象者は無料)
  • シルガード9® 初回 33,000円 2・3回目 28,600円 (初回接種時に3回セットで申し込み、お支払いの場合、3回合計88,000円と少しお安くなります)

その他、ワクチン

その他、下記等ワクチン接種を受け付けております。
  • 風疹ワクチン:6,600円(税込)
  • 麻疹ワクチン:6,600円(税込)
  • MRワクチン(麻疹風疹混合ワクチン):9,900円(税込)
  • 水痘(みずぼうそう)帯状疱疹ワクチン:7,700円(税込)
  • 帯状疱疹ワクチン(シングリックス®):22,000円(税込)(*2回接種が必要)
  • ムンプス(おたふくかぜ)ワクチン:6,600円(税込)
  • B型肝炎ワクチン:6,050円(税込)(*3回接種が必要)

異なるワクチンの接種間隔

<異なるワクチンを接種する際の接種間隔>

2020年10月1日より定期接種実施要領の改正、ワクチンの添付文書の改訂が行われ、異なるワクチンの接種間隔が左記の様に見直しとなりました。注射生ワクチンどうしを接種する場合は引き続き27日以上あける必要がありますので、複数のワクチン接種を計画する際にはご注意ください。

2020年10月1日より定期接種実施要領の改正、ワクチンの添付文書の改訂が行われ、異なるワクチンの接種間隔が上記の様に見直しとなりました。注射生ワクチンどうしを接種する場合は引き続き27日以上あける必要がありますので、複数のワクチン接種を計画する際にはご注意ください。



★なお当クリニックではインフルエンザ・肺炎球菌・HPV・B型肝炎など不活化ワクチンと生ワクチンを接種する際にも副反応などを考慮し6日以上間隔を空けて接種させていただいております。

お問い合わせcontact

03-5604-0810

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