インフルエンザウイルスは日本では毎年初冬~春先にかけて流行し、1シーズンに少なくとも数百万人以上の罹患者が発生し、学校や仕事などを休む人が一気に増加し、時として生命に危険が及ぶような重症者が発生することもあります。インフルエンザワクチンは感染を完全に阻止する効果はありませんが、発病を一定程度予防することや発病後の重症化や死亡を予防することに一定の効果があるとされています。インフルエンザのワクチンはその年の流行の中心となることが予測されるインフルエンザA型株2種類、B型株2種類ずつを培養・不活化したワクチンを10月~1月の期間に、13歳以上の人は0.5㎖を1回接種、生後6か月以上3歳未満の人には0.25㎖、3歳以上13歳未満の人には0.5㎖を2回接種(2~4週の間隔をおいて)します。なお、当クリニックでは13歳未満の方へのワクチン接種は行っておりません。
★2022-23年シーズンのインフルエンザワクチンの予防接種は、在庫がなくなりましたので終了しました。