今日は睡眠時無呼吸症候群のスタッフ勉強会をしました。
家族から睡眠中のいびきや呼吸が止まると言われ、またご自身で日中の眠気を訴えて来院される方には、まずご自宅で就寝時に簡単な装置をつけていただき、睡眠時無呼吸があるかどうかの検査をしていただきます。そこで1時間当たりどのくらい無呼吸や低呼吸があるかで重症度を判定します。重症の方にはCPAP(持続陽圧呼吸療法)という器械を使って空気を送りこむ治療を行います。このCPAPですが正しい装着が必要で、慣れないと思いの外苦しいものです。このCPAPを実際に看護師・受付スタッフで体験してもらいました。このCPAPは根治治療ではないため、毎日継続することが大切です。無理せずあまり強くない圧で少しの時間の装着からでも慣れていくことが大切です。実際きちんとCPAPの治療ができている方はいびきをかかなくなった、日中の眠気も軽くなったと言って喜んでいらっしゃいます。苦しい、合わないと思って止めてしまう前に、きちんと使えるよう相談して、CPAPを長く継続して使用し、しっかり治療していきましょう。(院長)