今日は高血圧などに対する食事療法~塩分に注意~です。

高血圧に対する食事療法のポイントはホームページでも述べましたように、なんといっても減塩です。日本人は平均10~11gあるいはそれ以上の塩分を摂取しているといわれています。「日本高血圧治療ガイドライン2009」での目標値は1日6g未満とされていますが、この目標値への到達は容易ではありません。以下に各食品におけるおおよその塩分の目安をお示しします。

 ①加工食品を控えめに
    塩鮭(甘塩)1切れ100g・・・2.6g   たらこ1/2腹・・・2.6g  
    梅干し1個・・・2.1g            たくあん3切れ・・・2.1g   
    かまぼこ2切れ50g・・・1.3g        しらす干し大さじ2杯・・・1.2g

 ②汁物は1日1杯以下
    みそ汁(1杯)・・・約2.0g   すまし汁(1杯)・・・約2.0g

 ③めん類も1日1杯以下、つゆは残す
    うどん・そば・・・4~5g   ラーメン・・・6~7g

 ④調味料にも注意が必要
    しょう油(おおさじ1杯)・・・2.7g       薄口しょう油(おおさじ1杯)・・・2.9g
    ウスターソース(おおさじ1杯)・・・1.6g   固形スープ(1個)・・・2.3g

 どうですか?意外にに塩分摂っていませんか?

 では、最後にどちらの方が塩分が多いでしょうか?

  Q1. チャーハン(スープ付き)vs中華丼
  Q2. チャーシューメンvsたんめん
  Q3. うな重vsちらし寿司

 正解はまた後日。