いよいよゴールデンウィークに突入しました。みなさん、いかがお過ごしでしょうか?

私は明日も診療があるので、今日は最近の運動不足解消にスポーツクラブに行ってきました。一人では地道に運動するのは難しいことですが、スポーツクラブでのプログラムではインストラクターの指導のもと、無理なく45~60分の運動がこなせます。今日は45分のプログラムと軽いランニング、筋トレ程度でしたが、それでも先日お話した活動量計で13080歩、消費カロリー1028kcal、3METs以上の運動がが12.9Ex(4METs以上10.8Ex)と歩数の割に運動強度が高いことがわかります。なかなか一人では運動が続かないという方にはお勧めです。

さて、先日のブログで生活習慣病予防としての健康維持のためには1週間で23Ex、うち4Exは活発な運動(3METs以上)とお話しました。メタボリックシンドロームの方などが、内臓脂肪を有意に減少させるためには、少なくとも1週間におよそ10Exの有酸素運動が必要とのことです。つまり、「1週間につき3METs以上の活発な運動を」をこれまでに加える必要があるということになります。

では、10Exの活発な運動量とはどのくらいかというと、
 ①週に5日以上、30分の軽く息がはずむ程度の運動(速歩など)を、生活の中に加える。
 ②1日当たりの歩数を、それまでより3000歩増やす。
となります。なかなかの運動ですよね。

メタボリックシンドロームの方で内臓脂肪を減少させるには運動によるエネルギー消費だけでは無理ですので、食事による摂取エネルギーの減少が必要になってきます。ゴールデンウィーク中にはこれらについてお話していきたいと思いますので、日ごろの疲れをとることも大切ですが、ブログを読みながら食事・運動について見直してみましょう。(院長)