先日、皮膚科の加藤先生も交えスタッフで帯状疱疹の勉強会をしました。

帯状疱疹は「みずぼうそう」の原因である水痘・帯状疱疹ウイルスが原因となります。初感染でみずぼうそうとして発症し、治った後も体内に潜伏しており、加齢やストレス、疲労などにより発症します。症状は身体にピリピリとした痛みを感じ、その後赤い斑点と水疱という水ぶくれのようなものができます。この水疱はやがて痂皮化といって瘢痕のようになってよくなっていきます。しかし、やっかいなのが帯状疱疹後神経痛といって皮膚症状が改善後にもピリピリした痛みが残ることがあり、かなり持続してしまいます。

これまでに帯状疱疹にかかっていない、帯状疱疹後の神経痛が心配という方には水痘・帯状疱疹ウイルスの予防接種がある程度有効で、帯状疱疹にかかっても重症化しにくい、神経痛が軽く済むなどの効果が期待できるようです。保険は効かず、自費でのせっしゅとなります。事前にお電話で予約して頂く必要がありますので、ご希望の方はお電話ください。(院長)